竪穴の家

ヤドカリプロジェクト#2
木造2階建て・リノベーション・73㎡

KMO

前作「がんばり坂の家」と浜松駅の中間程度に立地し、同じ住宅街の中で現在進行中の空き家リノベーション。

2階を個室としつつ、1階は様々な使い方ができるよう開放的な土間として改修している。従前の土間部分は畳敷き・竿縁天井で二間続きの和室だったが、床と天井を撤去し、耐震補強のベタ基礎を露出させることで、一般的な住宅としては見慣れない天井高を確保した。

ベタ基礎を打設する分建物の総重量が増すが、スラブ下の地盤を鋤き取って荷重をキャンセルし、沈下対策としている。これにより土間レベルは周囲より少し下がっていて「竪穴式住居」のようになっている。

ベタ基礎による基礎補強、耐力壁の追加、屋根の軽量化を順次行ってきており、2021年5月には激しい蟻害が発見された台所と浴室のボリュームを解体減築した。2022年1月現在も依然改修中で、年度明けより外皮の断熱改修や浴室・キッチンなどの整備に着手していく予定である。

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土間として改修される前の和室

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台所天井裏に渡されていたマツ材の梁.激しい蟻害を受けていた.

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土間から東側を見る.奥の台所は既に減築されて今はない.

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2階.左は吹き抜け.

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Credit
意匠・設備・構造設計監理 白坂隆之介|REGION STUDIES Inc.
施工 松田浩昌|松工務店

 

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